多い病気の大腸がん【転移を防ぐ秘訣を知ろう】

小さな臓器がもたらす疾患

女の人

バセドウ病と橋本病

人間の喉には、甲状腺と呼ばれる臓器があります。甲状腺は、重さ約15グラム程度の小さな臓器で、蝶が羽根を広げたような形をしており、見た目からは分かりませんが、腫れると手で触っても形が分かるという特徴を持っています。甲状腺は、甲状腺ホルモンというホルモンを作り出しし、血液中へ分泌していきます。甲状腺ホルモンは、主に海藻類などに含まれるヨウ素を材料として作り出されるもので、血液中へめぐることで、血行を良くし代謝を上げ、エネルギーを生成する役割を担っています。この甲状腺ホルモン量は常に一定でなければならず、ホルモン量に異常が出ると、体に悪影響を及ぼしてしまいます。ホルモン量が過剰に分泌される疾患をバセドウ病、逆に少なく分泌されてしまう疾患を橋本病と言い、甲状腺が原因による疾患の代表的な例となります。

それぞれの症状

バセドウ病は、汗を異常にかく、眼球が飛び出してくる、イライラして落ち着かない、動悸が激しくなる、などの症状があらわれるのが特徴であり、比較的症状は分かりやすく、発見は早いといわれています。症状が軽い場合は、ホルモンの生成を抑える薬を服用する治療法が一般的で、症状が重い場合、手術による甲状腺切除が必要となってくる場合もあります。また、橋本病は、体がむくむ、太る、無気力状態になる、などの症状があり、風邪や老化現象と区別がしにくく、発見が遅れやすいのが特徴です。そのため、少しでも異常を感じた場合は病院へ行き検査を受けることが重要であり、また、治療法としては、バセドウ病と同じく主に薬を使ったものが適用されます。どちらも、決して治らない病ではなので、症状に気づいた場合はすぐに病院へ行き、早期治療を始めることが大切です。